認知症 徘徊の漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
この方(86歳の女性)は初めに、ご家族の方から相談を受けました。数年前から物忘れがひどくなり、落ち込んだり精神的に不安定になることが多くなったとのことでした。
病院の診断では、認知症(痴呆症)とのことです。通院してもあまり症状は改善せず、夜中に起き出して騒いだり、おかしな言動や行動が見られます。最近では深夜、家族が知らないうちに近所を徘徊して保護されたこともあり、認知症(痴呆症)の症状がひどくなってきているとのことでした。
漢方薬を服用して、初めの一ヶ月は全く変化がみられませんでした。2か月目の服用が終わるころから精神的に落ち着いて、認知症(痴呆症)の症状が改善されてきました。血圧も以前より安定しています。その後も同じ漢方を継続していただきました。
服用を始めて4ヵ月後には以前のように徘徊することもなくなり、全体的に認知症(痴呆症)の症状が落ち着いてきているとのことです。
この方は動脈硬化や高血圧があることから、血行を促し動脈硬化や高血圧と共に、認知症(痴呆症)の症状を改善する漢方薬をおすすめしました。
顔の表情も穏やかになり、笑顔も増えてご家族も喜ばれています。
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